”10月三三会ご報告” 10月の三三会には、来春、台湾國立政治大学の日本研究修士課程でゼミを開講・ 教鞭を取られることになりその下見で台湾へ来られた慶応義塾大学名誉教授の池井優先生が ゲスト参加して下さり、許総幹事はじめ柯・村山・津嶋3副会長他15名の方々に参席いただきました。 #池井先生プロフィール 1935年 東京生まれ 1959年 慶応義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院修了 1972年 助手・助教授を経て、法学部教授となり、政治学・日本外交史を担当 2000年 慶応を定年退職、この間、体育会競走部長・応援指導部長・ 体育会理事・放送研究会会長・書道会会長を勤める。 現在、慶応義塾大学名誉教授・日本スポーツ学会代表理事・NHK文化センター講師 (主要著書) 『日本外交史概説』@慶大出版会 『オリンピックの政治学』@丸善 『駐日アメリカ大使』@文藝春秋 『大リーグへの招待』@平凡社 『野球と日本人』@丸善 『陸の王者慶応ー体育会名勝負ものがたり』@慶大出版会 『藤山一郎とその時代』@新潮社など多数 #記念スピーチ受講者感想 (唐渡幹夫君@76政) 塾卒業35年振りに池井先生のお話をお聞きすることができ、大変感激しました。 ペリー来航に始まる日本外交史から、近頃の学生への苦言、はたまた、なぜ法学部が 文系偏差値トップの難関学部になったのか等など、塾の近況まで大変興味深い内容が 満載で、ユーモアを交えた楽しい40分間のミニ講義でした。 もちろん、メジャーリーグ事情や日本プロ野球の歴史に残る幾つかの懐かしい ”あの一球”のエピソードも...。 ダンディで爽やかな語り口、相変わらずとても素敵な先生でした。 (津嶋 聡君@79経) 10月19日の我が三三会でのこと、野球通で知られる池井名誉教授が 来年2月から3月にかけ台湾の国立政治大学で講座をもたれるとのことで、 その打ち合わせにご来台され、ミニ講演をしていただいた。 ダンディで気品にあふれる出で立ちが第一印象。そして、お話が始まると、 塾員の団結力を示すエピソードに始まり、政治学科の偏差値と入試難度が一番であること、 現在女学生事情、慶応野球部のことから大リーグ事情、(慶応に入れなかった3人の内の ひとり)江川のこと、1961年のスタンカの魔の一球等々。高い知性と教養の深さに 驚くとともに、ユーモア溢れ、そのお話の面白いこと。 中でも、最近の女学生の歴史観でペリー来航の例を採られ、「歴史を学ぶにはWHYとHOWを 考えることだ」というお話が印象的であった。偉大な人とはこうも然りげなくあり方を諭して下さるものかと。 そしてこのような方に日本の外交を司っていただけたらと思いよぎった。 76歳にしてバイタリティあふれる池井教授。そして教授のゼミで鍛えられた柴山先輩の話題の 豊富さとお話のお上手さは然もありなんと。 3月の合同新年会でまた講演いただけるとのこと。その日が楽しみでなりません。 本当にありがとうございました。 |
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● 池井優名誉教授をお迎えして 10月19日の三三会は、特別ゲストとして法学部の池井名誉教授をお迎えして 開催されました。 池井先生からは、最近の慶応のこと、ご専門の外交史のこと、造詣の深いスポーツに 関することなど、幅広い分野に渡るお話を伺いましたが、知的かつ軽妙なお話に 時を忘れて聞き入ってしまいました。 池井先生に直に接する機会は初めてでしたが、その外見も中身もスマートなご様子に触れ、 自分もこうありたいものだと思わずにはいられませんでした。 来年は池井先生の台湾ご滞在中に慶早合同新年会が開催されるということで、 その際に慶早両校にまつわるご講演をしていただくことになっているそうですが、 興味深い話題の数々を伺うことが出来ると思うと、今から待ち遠しい気持ちで一杯です。 入 克彦君(1983年 経済学部卒) |